ローンの支払期間中に万が一のことがあったら、遺族には生活費やお子さまの教育費、葬儀費用などの負担に加えて、住宅ローンの負担が残ってしまいます。
団体信用生命保険とは
住宅ローン利用者に万が一のことがあったとき、生命保険会社がローン残高相当分の保険金を金融機関に支払うことで、遺族の住宅ローンの負担がなくなる保険です。
死亡保障、高度障害保障に加えて、がんによる所定の状態や3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)などによる所定の状態を保障するタイプもあります。
ペアローンの場合
ご夫婦ともに住宅ローンを組まれる方もいらっしゃるかと思います。
この場合、おふたりのどちらかに万一のことがあった場合、一般的な団体信用生命保険で保障されるのはその方の住宅ローンのみで、遺された方の住宅ローンの返済は継続します。
ペアローン以外の生活費はどうなる?
団体信用生命により住宅ローンの返済が終了しても、その他の生活費や教育費などは継続して負担となっていきます。また、ペアローンで残されたパートナーのローンの返済が継続する場合には負担は更に大きくなる可能性があります。